いわき市中央卸売市場 ~ 株式会社 平果

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あんみつ姫みかん(佐賀)

品 名
温州みかん
品種名
あんみつ姫
産 地
佐賀県 JAさが 大和
入荷時期
10月中旬~翌年3月上旬
最盛期
11月~翌年2月
1月からは蔵出しあんみつ姫

担当者からのコメント

JAさが大和地区より農林水産大臣賞受賞みかん「あんみつ姫」が10月中旬より翌年3月まで出回ります。(1月からは蔵出しあんみつ姫として)
当JAは佐賀県を横断する天山山脈と南西部に位置し、眼下に有明海を望む多良岳山麓を中心に栽培が盛んです。この山間をみかんの艶やかな色にちなみオレンジベルトと呼ばれております。
大和地区では甘くて美味しいみかんを作るため、肥料など栽培方法の試験を行ったり、上画像のようにみかんの木の根元にマルチと呼ばれる純白のシートを敷くなど様々な工夫を重ねています。マルチを敷くのは経費も手間もかかるのですが、太陽の光を反射させ色艶を増したり、余分に水分を吸わないよう、また地中の温度を上げて根の張りを助長し、養分をしっかり果実が吸収できるため、糖度が上がり、甘くておいしいみかんを実らせることができるのです。その甘くておいしいみかんの中から更に厳しい選果と光センサーで糖度と酸度測定で選りすぐられた、見た目がよく糖度が13度以上の最高級のみかんを、さが特選ブランド「あんみつ姫」という名前で出荷しています。平成18年にはこの長年のおいしいみかん作りの取組が評価され、全国果樹技術・経営コンクールで農林水産大臣賞を受賞しました。
さて、みかんの効能については右記に載せておりますのでそれをご覧いただき、ここではみかんを食べたときによく言われる ”手が黄色くなっちゃった!” の原因についてちょっと述べてみましょう。みかんを食べ過ぎると皮膚が黄色くなります。これは柑皮病といって、カロチンが汗とともに排出されて皮膚の脂肪を着色するためで健康上何の問題もありません。食べるのをやめると自然に色がとれます。
これから本格的にみかんの美味しい季節を迎えます。是非この機会にコクのある甘くて美味しい佐賀県産「あんみつ姫」を是非ご賞味ください。ぜったいお薦めの一品です。

みかんの優れたパワー

①発ガンを抑制
ガン細胞に強力なバリヤー役をするベータクリプトキサンチンが多く含まれています。
その含有量はオレンジの約100倍、発ガン抑制効果はベータカロチンの約5倍でみかん一日1~2個で食べるだけで十分効果があるといわれております。

②ビタミンCを効率よく摂取
ビタミンCの含有量は100gあたり約35㎎。こわれやすい性質のビタミンCを、皮や袋がしっかりガードしてくれるので効率よく摂取することができます。

③食物繊維が多く整腸作用がある
中の袋についている白いスジにはペクチンが豊富に含まれています。
ペクチンは水溶性の食物繊維で、腸の中で水分を調整し、便秘を解消する力があります。
また逆に下痢を抑制する効果もあり、整腸作用にも優れた効果が期待できます。

そのほかにも、みかんにはダイエット効果などのすぐれた効能があります。

■販売担当者
取締役 果実第一部 部長
岩谷 仁志

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