ラ・フランスなし(山形)
- 品 名
- 西洋なし
- 品種名
- ラ・フランスなし
- 産 地
- 山形県 JAさくらんぼ東根
- 入荷時期
- 10月下旬~12月下旬
- 最盛期
- 11月中旬~12月上旬
担当者からのコメント
その名のとおり、ラ・フランスなしはフランス生まれの洋なしの一種で、山形では「みだくなす」(意味:ぶさいく)と言われてきました。確かに果形は不恰好で見た目は良くありませんが、深く豊な香り、甘酸のバランスのよい爽やかな味わい、そしてまろやかな舌ざわりは一度食べていただければきっと美味しさが分かってもらえるでしょう。
収穫は10月下旬から始まっていますが、すぐに食べることはできません。ラ・フランスはまだ未熟のうちに収穫し、追熟の期間を置くことが必要です。待ちに待ったその時期になるとなんとも言えない甘い香りが漂い、食べ頃を知らせてくれます。
ラ・フランスに多く含まれる果糖、ブドウ糖は身体や脳の働きを助けるとても大切なエネルギーとなり、果肉が持つ豊富な水分は肌や髪、爪などに潤いを与え、そのほか解熱作用、のどの渇きや痛みを癒す作用もあります。またたんぱく質分解酵素が含まれているので脂っこい肉料理とともに食べると消化促進効果も得られます。
健康的な洋なし、またこの時季でしか味わえない秋冬果実の王様山形産「ラ・フランスなし」を是非ご賞味ください。
美味しい食べ頃の見分け方
ラ・フランスの食べ頃(追熟の完了)は香りが一段と強くなり、肩を押してやや柔らかくなったときです。また食べ頃になったラ・フランスを冷蔵庫に入れておけば美味しさが長持ちします。
美味しい食べ方
何と言っても生食、食べる1~2時間前に冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。
またちょっと上品に2分の1にカットし、芯を取り除いたラ・フランスをスプーンでお召し上がりいただく方法も。
■販売担当者
果実第二部 次長
吉田 堅治