うるい(福島)
- 品 名
- うるい
- 品種名
- うるい
- 産 地
- 福島県 JA夢みなみ あぶくま石川
- 入荷時期
- 2月上旬~5月上旬
- 最盛期
- 2月~4月
担当者からのコメント
福島県JA夢みなみ(あぶくま石川)より、昨今の自然食ブームで人気上昇中、山菜の代表格「うるい」が出回っています。
ユリ科に属し、アジア東部でも本州北部・中部の山地や丘陵・草原などの湿り気のあるところに自生し、その種類は20以上あります。学名はオオバギボウシと言います。
広い楕円形の葉は根生葉で、根元で束になって生えています。
葉の長さは20~25cmで掘り出すようにして摘み取ります。すぐ水洗いすると、緑色の葉の下に純白の茎が現れ、みずみずしく透き通るような美しさです。若葉は柔らかく、特有のヌメリもうまみのひとつです。
味や香りにくせがなく、独特のしゃきしゃきとした食感もあり、まさに早春を謳歌している気分になり絶品です。また山かんぴょうの名もあり、乾燥させて保存食にも利用されます。
うるいにはビタミン類やミネラルの他に、ヌメリ成分の中に多糖類が多く含まれていますので、リンパ球を増やして病気に対する抵抗力を高める効果もあります。
これからの季節、いろいろな山菜類が美味しい時期を迎えます。その中でも美味しさナンバー1の山菜、また和食にも洋食にも使えるちょっとお洒落な新感覚野菜、福島産「うるい」を是非ご賞味ください。
美味しい食べ方
表面の乾いたはかまを取り除き、軽く塩をした湯で茹でてから和え物やお浸しなどにすることが多いです。またスープなどの具材などにも使えます。
そのほか独特の歯ざわりを生かし、生のままサラダに使うこともできます。またてんぷらはもちろん、炒め物にもよく合います。
さっと塩茹でしてパスタの具材やメイン料理の付合わせにも彩りがあってよいでしょう。
JA夢みなみの山菜類について
JA夢みなみ(あぶくま石川)では特産品としてうるいのほか、しどけ、あいこなどの山菜類も栽培しております。
詳しくはJA夢みなみ 特産品のホームページをご覧ください。
■販売担当者
蔬菜第一部 副部長
小松 和徳