いわき市中央卸売市場 ~ 株式会社 平果

旬の野菜・フルーツSeasonal vegetables & fruits

ホーム > 旬の野菜・フルーツ > やさい > レイシ(沖縄)

レイシ(沖縄)

品 名
レイシ(ゴーヤー)
品種名
レイシ
産 地
沖縄県
入荷時期
1月~6月
最盛期
4月下旬~5月中旬

担当者からのコメント

現在、沖縄県産「にがうり(苦瓜)」が入荷しています。
苦瓜は沖縄本島ではゴーヤー、宮古島ではゴーラー、八重山地方ではゴーヤと呼ばれ、九州ではレイシ、ニガゴリ、ニガゴイなどと呼ばれていますが、正式和名は「つるれいし(蔓茘枝)」と言います。原産は熱帯アジアで、日本には江戸時代に中国から入ってきたと言われています。
表面にイボ状の凸凹と独特の苦味が特徴で、その凸凹の部分は水分を蓄え、雨量の少ない土地に適応するようになっているのだそうです。沖縄県が主な特産地で、そのほか九州などでも生産されており、最近ではハウス栽培で各地で生産されはじめました。
日本での消費量は約8500トンでその6割以上が沖縄県で消費されているそうです。
レイシにはビタミンCをはじめミネラルが多く含まれており、夏バテ予防や食欲増進に効果があるということが以前から知られていましたが、さらに今日では果皮に含まれているモモルデシンやチャランチンという成分に血糖値を下げる効果があることが分かってきました。他にも血圧を下げる効果も認められています。また種に含まれる成分にも強い血糖値降下作用や精力増強作用があるようですし、葉や茎の成分には解毒・鎮痛作用もあるようです。
苦味が売りの野菜ですが、またこの苦味こそが美味しさです。
健康的にも優れている今が旬の野菜、沖縄産「レイシ」を是非お召し上がりください。

料理のコツ

レイシの特徴は独特の苦味。料理のちょっとしたコツで苦味もマイルドになります。レイシは縦に割り、種とワタの部分(ワタの部分は特に苦味が強い)を取り除く。塩もみや茹でたり、たっぷりの油で炒めることで苦味がマイルドになります。あまり長時間茹でるとビタミンCが流出してしまうのでさっと茹でるのがコツ(20秒位)。

レイシの保存法

中の種から傷むので縦に2つに割り、種の部分をくりぬき、ラップで包む、または保存袋にいれて冷蔵庫で保存しましょう。

レイシの選び方

表面のイボに張りがあり、つぶれていないもの。イボが細かく密になっているもの。全体の色が均一のものが良品です。また色の濃いものほど苦味があります。

■販売担当者
蔬菜第二部 次長
大谷 千勝

ページの先頭へ