ゆり根(北海道)
- 品 名
- ゆり根
- 品種名
- ゆり根
- 産 地
- 北海道 JA芦別市、JA新得町 など
- 入荷時期
- 10月中旬~12月下旬
- 最盛期
- 12月
担当者からのコメント
ほくほくした食感とほんのり上品な甘みでこれからおせち料理にも使われる生産量日本一の北海道が代表する旬の野菜「ゆり根」が北海道各JAより只今入荷中です。
食用のゆり根を栽培するためにはたくさんの生産者の手間隙がかかっており、毎年畑を植え換え、つぼみを取り(花に養分を取られないように、また肝心の球根を大きくするため)3年がかかりでの収穫となります。またゆり根は長期輪作が原則で、畑は7年~10年は間を空けなければなりません。収穫してから2~3ヶ月経った頃、でんぷんが糖分に変わって甘みが増していくのでこの時期が一番美味しい時期となります。
栄養面ではカリウムの含量が高く、鉄、リン、カルシウムなども豊富で、良質のでんぷんをたっぷり含んでおり、たんぱく質はじゃがいもの2倍もあり、高血圧や動脈硬化の予防や滋養強壮・鎮静効果にすぐれ更年期障害の神経症状のイライラや不眠に対しても効果があるといわれています。料理法は色々ありますが茶碗蒸しかつおだしのあんかけ、天ぷらなどで美味しくいただけます。
北の大地で3年がかりで丹精込めて作られたまさしく旬の味、北海道産「ゆり根」を是非ご賞味ください。
ゆり根の保存法
ゆり根は洗わずにそのままおがくずに埋めて冷蔵するとおよそ一ヶ月間は鮮度を保つ事ができます。すでに洗ってしまった場合は、冷蔵して一週間ほどで使い切って下さい。
りん片をはがした時は、蒸したあとラッピングし、冷凍するとよいでしょう。
ゆり根の名の由来
「ゆり」と言う名は大きな花と長い茎が風に揺れる様子の「揺る」が「ゆり」に転じたと言われています。また、いくつものりん片がたくさん重なってるところから「百の根が合わさる」という意味で百合根の漢字が当てられたとのことです。
■販売担当者
蔬菜第二部 次長
大谷 千勝