ありだみかん(和歌山)
- 品 名
- 温州みかん
- 品種名
- 上野極早生温州ほか
- 産 地
- 和歌山県 JAありだ 丸有共選
- 入荷時期
- 10月上旬~11月中旬
- 最盛期
- 10月下旬~11月上旬
担当者からのコメント
いよいよ温州みかんも極早生から早生へと変わります。平成16年度温州みかん生産量で愛媛県を抜いて日本一となった和歌山県より、JAありだ丸有共選「早生みかん」が11月から12月にかけ本格的に出回ります。
特に有田地区は黒潮から受ける潮風と温暖な気候に恵まれ、四百有余年もの昔から栽培が始まり、古くから「有田みかん」として全国各地で親しまれてきました。現在の生産量は約10万㌧と全国の生産量の約一割にも達する有数のみかん産地で、恵まれた気候条件を生かし時代を超えて知恵と技術が受け継がれ、今なお高品質にこだわり味を追求しています。
早生みかんは皮が薄く、果肉がやわらかく、まろやかな味の美味しいみかんです。その中でも特別美味しいみかんが和歌山県の統一ブランドとして出荷する「味一みかん」です。地表にマルチをかけ、もれなく太陽をが当たるように枝とみかんを剪定して育てさらに選果場において厳しい品質検査をして出荷します。
さて、みかんにはさまざまな効能があり、みかん1個に1~2㎎含まれている色素成分のベータ・クリプトサンチンには強い発ガン抑制作用があり、1日2個のみかんがガン予防に効果があるばかりか、その2個のみかんでビタミンCの一日の最低必要量50㎎に対し、70㎎もの摂取ができます。そのほか疲労回復や風邪予防、美肌効果、便秘などにも効果があるそうです。
いよいよ本来の味・色艶となってきた早生温州みかん、健康にも優れている和歌山「ありだみかん」を是非たくさんお召し上がりください。
※11月3日は『みかんの日』です。(毎月第一日曜日はみかんの日ですが「いいみっか」の語呂合わせから旬の11月3日を特別に記念日として全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が制定しました。)
JAありだが教えるみかんの8つのポイント
①果実(皮)の色(紅)が濃いもの。
②ヘタの切り口(の直径)が小さいこと。
③ガク(ヘタの周りの五角形)が黄色くなった果実。
④皮が薄くよく見ると凸凹しているもの。
⑤果実の形(扁平で丸い)がよく、身がしまっているもの。
⑥果皮のブツブツ(油胞)が小さくて密度が濃いもの。
⑦スリ傷が少しあるみかん。
⑧中玉がお奨め(L~Sサイズ)
※JAありだのホームページではみかんに関するいろいろな情報が満載ですのでぜひこちらもご覧ください。
上記の8つのポイントの理由なども説明されております。
JAありだのホームページ
■販売担当者
果実第一部 係長
鈴木 智郎
ラ・フランスなし(山形)
- 品 名
- 西洋なし
- 品種名
- ラ・フランスなし
- 産 地
- 山形県 JAさくらんぼ東根
- 入荷時期
- 10月下旬~12月下旬
- 最盛期
- 11月中旬~12月上旬
担当者からのコメント
その名のとおり、ラ・フランスなしはフランス生まれの洋なしの一種で、山形では「みだくなす」(意味:ぶさいく)と言われてきました。確かに果形は不恰好で見た目は良くありませんが、深く豊な香り、甘酸のバランスのよい爽やかな味わい、そしてまろやかな舌ざわりは一度食べていただければ美味しさが分かってもらえるでしょう。
収穫は10月下旬から始まりますが、すぐに食べることはできません。ラ・フランスはまだ未熟のうちに収穫し、追熟の期間を置くことが必要です。待ちに待ったその時期になるとなんとも言えない甘い香りが漂い、食べ頃を知らせてくれます。
ラ・フランスに多く含まれる果糖、ブドウ糖は身体や脳の働きを助けるとても大切なエネルギーとなり、果肉が持つ豊富な水分は肌や髪、爪などに潤いを与え、そのほか解熱作用、のどの渇きや痛みを癒す作用もあります。またたんぱく質分解酵素が含まれているので脂っこい肉料理とともに食べると消化促進効果も得られます。
健康的な洋なし、またこの時季でしか味わえない秋果実の王様、山形産「ラ・フランスなし」を是非ご賞味ください。
※11月11日は『ラ・フランスの日』です。(ラ・フランスが成熟し、最も美味しい時期でいい月いい日であることから)
美味しい食べ頃の見分け方
ラ・フランスの食べ頃(追熟の完了)は香りが一段と強くなり、肩を押してやや柔らかくなったときです。また食べ頃になったラ・フランスを冷蔵庫に入れておけば美味しさが長持ちします。
美味しい食べ方
何と言っても生食、食べる1~2時間前に冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。
またちょっと上品に2分の1にカットし、芯を取り除いたラ・フランスをスプーンでお召し上がりいただく方法も。
■販売担当者
果実第二部 次長
吉田 堅治
富有かき(奈良)
- 品 名
- かき
- 品種名
- 富有かき
- 産 地
- 和歌山県 JAならけん西吉野
- 入荷時期
- 10月下旬~12月上旬
- 最盛期
- 11月中旬~11月下旬
担当者からのコメント
全国市町村の柿生産量日本一のJAならけん西吉野より、柿の中で最も旨いと言われる甘柿の王様「富有かき」が10月下旬より出荷されています。
たっぷり果肉に、たっぷり果汁、また食感はもぎたてのときは実がしっかりとして食べるとカリカリッとしているが、日が経つとジュワーとした食感に変わり、口の中いっぱいに甘さが広がります。まさに晩秋の代表的なフルーツです。
奈良の柿は標高100~400mの傾斜地で栽培されており、年間平均気温14~15℃で収穫期の温度差が適度にあり、柿を育てるのに大変適した風土です。長い歴史と新しい技術に支えられ多くの若い農業者が意欲的に柿づくりに取り組んでいます。その中でも富有かきは標高300m前後の山肌に柿産地が広がり、朝晩の冷え込みと日中の晴天が品質のよい柿を育てます。さらに産地ではカラーセンサー設備により色、形、傷など厳しく選果し、高品質な柿を生産しております。
さて、柿には健康によい様々な効能があるといわれております。特にビタミンCは柿1個で1日の必要量を満たしてしまいます。さらに、ポリフェノール類(タンニン、アントシアニン、カテキンなど)は動脈硬化や発ガン防止、二日酔い、風邪の予防などに効果があるそうです。
美味しく健康的にも優れている晩秋の味覚、奈良の「富有かき」を是非ご賞味ください。この時季お薦めの一品です。
※富有かきの商品説明や選果場の様子は下記のホームページをご覧ください。
JAならけん西吉野柿選果場
柿のミニ知識
実は刀根早生、平核無かきは渋柿を渋抜きしたものですが、富有かきなどはもともと甘柿です。
どうして柿には甘柿と渋柿があるのでしょう?。
渋の原因はタンニンで、甘柿にもこれが含まれています。ただし甘柿の場合は成長するにつれ果肉などからアルコールなどの揮発性物質が発生し、これによってタンニン細胞膜が水に溶けなくなるため渋みがでません。渋柿はその揮発性物質があまり発生しないため渋く感じるのです。
美味しい柿の選び方
へたの形がきれいで、へたが果実に張り付き果実との間に隙間(へた隙き)のないものがよい柿です。
隙間があると虫が入り込んでいる可能性があります。また果皮がしっかりとして色味が均一で赤みがあり、大きくて重みのあるものを選びましょう。
■販売担当者
常務取締役 果実部 営業本部長
草野 青史
サンふじりんご(福島)
- 品 名
- りんご
- 品種名
- サンふじ
- 産 地
- 福島県 JAふくしま未来など
- 入荷時期
- 11月上旬~12月中旬
- 最盛期
- 11月下旬~12月上旬
担当者からのコメント
りんごの王様「サンふじ」がいよいよ11月上旬より12月にかけJAふくしま未来主力に出荷されます。
ふじは国光とデリシャスの交配種で、昭和37年当時青森県藤崎市の園芸試験東北支場(現在農水省果樹試験場)で生まれ、品種名は藤崎市にちなんで名づけられたそうです。
ふじは食味(甘味と酸味のバランスに優れてる)がよく、また果肉の果汁が多く適度な硬さもあり、完熟すると果肉に蜜が入り、一層美味しくなります。また日持ちのよさでも人気が高く、日本のりんご生産量の50%以上を占めている大人気品種です。
本年産は大きな天候被害もなく、各主産県で不作だった前年に比べ2割程度多い入荷量を見込む。当月は今のところやや生育遅れではあるものの前年比1割程度増の予想。食味は各産地とも良好でサイズはやや大玉傾向。価格は堅調での展開が予想されます。
昔から「1日1個のりんごは医者を遠ざける」とも言われるようにりんごには動脈硬化、糖尿病、大腸がん、高血圧など生活習慣病の予防に効果がある食物繊維やカリウムが多く含まれているので毎日1~2個のりんごを食べるのが理想的です。その他にも整腸作用や美容やダイエットに、また疲労回復や食欲増進などにも効果が期待できます。
これから本格的にりんごの美味しい時季となってきます。太陽をいっぱい浴びて、健康的にも優れた美味しい旬の福島産「サンふじりんご」をたくさんお召し上がりください。またご贈答などにも是非ご利用ください。
※11月5日は『いいりんごの日』です。…いい(11)りんご(5)の語呂合わせから青森県が2001年制定)
サンふじのサンとは?
ふじりんごに袋をかけずに育てた無袋栽培のことで、太陽の恵みいっぱいに育ち、有袋より甘味、香り、栄養に優れています。
りんごの蜜はなぜ入るの?
りんごの肥大期に、寒さなどのストレスによって、果実を作る養分(ソルビトール)が果糖、しょ糖などに分解されずに細胞と細胞の間に溜まり、これに水分が引き寄せられて蜜が出来ます。(りんごの蜜は完熟の証になっています。ただし全ての品種に蜜が入ると思われがちですが品種により差があります。)
※JA全農りんご情報局のホームページでは出荷カレンダー、品種紹介などりんごに関するいろいろな情報が紹介されていますので是非ご覧ください。
JA全農りんご情報局のホームページ
■販売担当者
果実第二部 次長
猪狩 直也
巨峰ぶどう(福島)
- 品 名
- ぶどう
- 品種名
- 巨峰
- 産 地
- 福島県 JAふくしま未来 など
- 入荷時期
- 9月中旬~11月下旬
- 最盛期
- 10月~11月
担当者からのコメント
くだもの王国福島県はJAふくしま未来より、秋の味覚巨峰ぶどうが9月より出回っています。
福島市のぶどうは吾妻山の麓、福島盆地の寒暖の差が激しい気候や肥沃な土壌で丹精に育まれました。
巨峰ぶどうは日本でデラウェアを抜いて国内生産量1位の品種です。大粒で濃厚な甘さと、プリッとした食感、みずみずしく溢れだす果汁はまさにぶどうの王様です。
現在の出荷状況は10月中旬より冷蔵品の出荷となっており、種なし巨峰が主力です。出荷形態は5㎏コンテナ箱で、一房づつ三角袋に入っています。その他用途に応じてパック詰、贈答用として1㎏化粧箱なども取り揃えております。
本年産はとくに天候に恵まれ、糖度が高く、食味も良好ですが例年より切り上がりは早まるでしょう。
ぶどうを食べるときによく皮を丁寧に手でむいて食べる方がいますが、ぶどうのいちばん美味しい部分は果皮と果肉の境の部分なので、丸ごと口に入れて中身を皮から押し出し、なめらかな舌触りとたっぷりした果汁を味わうのが美味しい食べ方です。
さて、ぶどうには体内への吸収が早く、速効性のあるブドウ糖や果糖が主成分なので、疲労回復に効果があり、エネルギー補給に最適な果実です。ぶどうの種子や皮には視力回復や活性酸素の除去に効果のあるアントシアニンが多く含まれています。アントシアニンはポリフェノールの一種で、悪玉コレステロールの発生を防ぎ、血液をサラサラにする働きがあるといわれています。そのため、動脈硬化やガン予防にも期待できます。またデラウェアなどの赤色ぶどうには強い発ガン抑制作用を持つレスベラトールというポリフェノールも含まれています。このほか鉄分、ナトリウム、カルシウムなどのビタミン類なども豊富に含んでおります。
ぶどうもこれから終盤を迎えます。健康的にも優れており、今が旬の味覚、くだもの王国福島よりぶどうの王様「巨峰ぶどう」をお召し上がりください
美味しいぶどうの選び方など
ぶどうの実の部分に張りがあり、軸が太く青いものを選びましょう。軸が茶色いものは収穫してから日が経っています。また果皮に白っぽい粉が付着していますが、これは水分の蒸発を防ぐためぶどう自身が作り出している「ブルーム」と言うものです。この粉がまんべんなく付いているぶどうは鮮度が良い証拠です。
果皮の色は、実の色が黒や褐色のぶどうは色が濃いものを、緑系のぶどうは黄色っぽいものがよいでしょう。巨峰ぶどうはブルー色の濃いものが良品です。
ぶどうにはポリフェノールという成分が含まれていることは有名ですが、この成分は皮と果肉の間に多いので、できれば皮ごと食べるのがベストです。ミキサーで絞ってぶどうジュースを作る時も皮ごと使えば栄養たっぷりです。
ぶどうの保存法
ぶどうは低い温度(0~3℃がベスト)で高い湿度(90%がベスト)ほど品質の変化が小さく、長く保存できます。
しかし、凍らせたり、湿度が高すぎたりすると品質が悪くなるので注意が必要です。
家庭では冷蔵庫の野菜室で保存するのがよいでしょう。
■販売担当者
果実第一部 副部長
八巻 卓栄
あんみつ姫みかん(佐賀)
- 品 名
- 温州みかん
- 品種名
- あんみつ姫
- 産 地
- 佐賀県 JAさが 大和
- 入荷時期
- 10月中旬~翌年3月上旬
- 最盛期
- 11月~翌年2月
- 1月からは蔵出しあんみつ姫
担当者からのコメント
JAさが大和地区より農林水産大臣賞受賞みかん「あんみつ姫」が10月中旬より翌年3月まで出回ります。(1月からは蔵出しあんみつ姫として)
当JAは佐賀県を横断する天山山脈と南西部に位置し、眼下に有明海を望む多良岳山麓を中心に栽培が盛んです。この山間をみかんの艶やかな色にちなみオレンジベルトと呼ばれております。
大和地区では甘くて美味しいみかんを作るため、肥料など栽培方法の試験を行ったり、上画像のようにみかんの木の根元にマルチと呼ばれる純白のシートを敷くなど様々な工夫を重ねています。マルチを敷くのは経費も手間もかかるのですが、太陽の光を反射させ色艶を増したり、余分に水分を吸わないよう、また地中の温度を上げて根の張りを助長し、養分をしっかり果実が吸収できるため、糖度が上がり、甘くておいしいみかんを実らせることができるのです。その甘くておいしいみかんの中から更に厳しい選果と光センサーで糖度と酸度測定で選りすぐられた、見た目がよく糖度が13度以上の最高級のみかんを、さが特選ブランド「あんみつ姫」という名前で出荷しています。平成18年にはこの長年のおいしいみかん作りの取組が評価され、全国果樹技術・経営コンクールで農林水産大臣賞を受賞しました。
さて、みかんの効能については右記に載せておりますのでそれをご覧いただき、ここではみかんを食べたときによく言われる ”手が黄色くなっちゃった!” の原因についてちょっと述べてみましょう。みかんを食べ過ぎると皮膚が黄色くなります。これは柑皮病といって、カロチンが汗とともに排出されて皮膚の脂肪を着色するためで健康上何の問題もありません。食べるのをやめると自然に色がとれます。
これから本格的にみかんの美味しい季節を迎えます。是非この機会にコクのある甘くて美味しい佐賀県産「あんみつ姫」を是非ご賞味ください。ぜったいお薦めの一品です。
みかんの優れたパワー
①発ガンを抑制
ガン細胞に強力なバリヤー役をするベータクリプトキサンチンが多く含まれています。
その含有量はオレンジの約100倍、発ガン抑制効果はベータカロチンの約5倍でみかん一日1~2個で食べるだけで十分効果があるといわれております。
②ビタミンCを効率よく摂取
ビタミンCの含有量は100gあたり約35㎎。こわれやすい性質のビタミンCを、皮や袋がしっかりガードしてくれるので効率よく摂取することができます。
③食物繊維が多く整腸作用がある
中の袋についている白いスジにはペクチンが豊富に含まれています。
ペクチンは水溶性の食物繊維で、腸の中で水分を調整し、便秘を解消する力があります。
また逆に下痢を抑制する効果もあり、整腸作用にも優れた効果が期待できます。
そのほかにも、みかんにはダイエット効果などのすぐれた効能があります。
■販売担当者
取締役 果実第一部 部長
岩谷 仁志
いちじく(いわき)
- 品 名
- いちじく
- 品種名
- 桝井ドーフィン
- 産 地
- 福島県 JA福島さくらなど
- 入荷時期
- 9月下旬~11月下旬
- 最盛期
- 10月中旬~11月上旬
担当者からのコメント
福島県いわき地区の温暖な気候を活かして栽培されている「いちじく」の出荷がいよいよ今月より始まりました。
いわき市では平成2年に新たな転作作物として四ツ倉・大野地区で導入され、大野地区を中心に久ノ浜・四ツ倉・大浦・平・夏井地区などにも広がってきております。
現在栽培されているいちじくは「桝井ドーフィン」という品種で大玉で甘味があるのが特徴です。この品種は寒さに弱いため、いわき市が経済栽培の北限であると考えられます。
今年産は台風の影響もなく、今のところ順調にきています。9月上旬の出荷量は天候にも恵まれ、前進出荷傾向から前年に比べ出回り量は多く、中旬からはピークに入っていく模様で10月までの販売となるでしょう。
いちじくは漢字で「無花果」と書きますが花がないわけではありません。いちじくは実の中に小さな花をつけるため、外からは確認できないのです。果実を半分に切ると赤いつぶつぶがたくさん詰まっていますよね。それが花です。いちじくは花の部分によって独特の食感を生み出していたのです。
いちじくには比較的多くカリウムを含んでいます。カリウムは血圧を下げる効果があるので、高血圧や動脈硬化などの防止に役立つでしょう。ペクチンをはじめとした食物繊維も多く含まれているので便秘改善にも期待できます。またいちじくにはフィシンというタンパク質分解酵素が含まれています。食後のデザートとして食べれば消化を促進してくれるでしょう。切断部から出てくる白い液体にもタンパク質分解酵素は含まれていて、イボ取りなどの民間療法に使われています。
これから秋の旬の味覚、いわき市の戦略作目にも指定されている美味しいいわき産「いちじく」をぜひこの時季たくさんお召し上がり上がりください。
いちじくの名前の由来
毎日1つずつ熟すことから「一熟」→「いちじく」となった説や、ひと月で実が熟すため「一熟」→「いちじく」となった説もあります。また呼び名としては南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)といわれることもあります。
美味しいいちじくの見分け方
ふっくらと大きくて果皮に張りと弾力があり香りのよいものを選びましょう。へたの切り口に白い液がついているものは新鮮な証拠。お尻の部分が裂けそうになり、へたのところまで赤褐色に染まると食べ頃です。果皮に傷があるものやしなびているもの、お尻の部分が割れすぎているものは避けた方がよいでしょう。
いちじくの保存法
乾燥を防ぐためビニール袋に入れて冷蔵庫の保存室へ、日持ちしないので早めに食べきりましょう。食べきれない場合は、シロップで煮てコンポートにしたり、ジャムにするという手もあります。
いちじくの皮はバナナのように軸の部分からむくと食べやすいでしょう。
■販売担当者
果実第二部 次長
吉田 堅治