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野菜・果実の産地出回りカレンダー

 野菜・果実の産地出回り
   カレンダーです。
 今が旬の野菜・フルーツや新商品、特にお薦めしたい商品などをこのページで紹介しております。またそれに係わる楽しい情報などもこれから提供していきたいと思いますので是非ご覧ください。(このページはその都度更新しております。)

ここで紹介している商品は日々更新されています。
【野菜・果物辞典より】

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だいこん(千葉)
だいこん(千葉)
レタス(茨城)
レタス(茨城)
親ばかトマト(いわき)
親ばかトマト(いわき)
春香うど(栃木)
春香うど(栃木)
ブルームレス胡瓜(茨城)
ブルームレス胡瓜(茨城)
うるい(福島)
うるい(福島)
春キャベツ(千葉)
春キャベツ(千葉)
グリーンアスパラ(長崎)
グリーンアスパラ(長崎)
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いよかん(愛媛)
いよかん(愛媛)
アンデスメロン(熊本)
アンデスメロン(熊本)
キウイフルーツ(愛媛)
キウイフルーツ(愛媛)
サンふじりんご(青森)
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デコポン(熊本)
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アンコールオレンジ(大分)
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ふくはる香いちご(福島)
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甘平(愛媛)
甘平(愛媛)

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今月のおすすめやさい


だいこん(千葉)
だいこん(千葉)

■品 名 だいこん
■品種名 青首だいこん
■産 地 千葉県 JAちばみどり銚子野菜連合会
■入荷時期 2月中旬〜4月下旬
■最盛期 3月〜4月(春だいこん)
生産情報など詳細については銚子野菜連合会のホームページをご覧ください。(野菜のできるまで・だいこん)
■担当者からのコメント
全国一のトンネルだいこんの生産地を誇る千葉県JAちばみどり銚子野菜連合会より春だいこんである「さわやか大根」が2月から4月にかけ、期間限定で出回ります。
銚子は千葉県最東端にあり、その南東部分は太平洋に面し、北は利根川沿線の低地、西は表層を関東ローム層で覆われた北総台地に連なって立地しています。海洋性の温暖な気候に恵まれ、昭和の初期からだいこんが生産されており、現在銚子では生産者数380名が650haを作付けしています。はやくから超低農薬、有機ブランド栽培に取り組み、生産履歴(トレーサビリティ)をはじめ平成15年には「もっと安心農産物」に登録、同時に「ちばエコ農産物」の認証を受けています。
だいこんはアブラナ科の1、2年草で日本では古くから各地でいろいろな品種が作られていましたが現在では青首だいこんが全国的に普及しています。青首だいこんは地表に出ている部分が緑色になるので見た目がよく、適度な大きさで作りやすいことから全国に広まり、生食、煮物、漬物などいろいろな料理法に利用されております。
美味しいだいこんの見分け方としては根の部分は白く、きめこまかく、張りと光沢のあるもの。茎の切り口に「ス」が入っていないもの。またひげ根やくぼみがなく、丸身が円形で持ってみてずっしりと重いものがよいでしょう。
だいこんは野菜の中で生産量、作付面積ともにナンバー1の商品です。健康的にも優れており旬の味としても欠かせない美味しい千葉産「だいこん」を是非ご賞味ください。
■だいこんの効能
根部はビタミンC、葉にはビタミンA(カロテン)、B2、C、カルシウム、鉄分、食物繊維の宝庫で、肌を丈夫にきれいにし、便秘などにも効果的です。
また根に含まれているでんぷん消化酵素のジアスターゼとオキシターゼは炭水化物の消化を助けたり発ガン物質を分解したり、たんぱく質や脂肪の消化を助けるともいわれている健康野菜です。


■だいこんの保存法
保存の適温は5℃前後です。
泥付きなら土の中もしくは新聞紙などに包んで暗い場所に、洗った物は適度な湿度を保つためにビニール袋、新聞紙、ラップなどに包んで冷蔵庫で保存してください。新聞紙に霧を吹いておくとよいでしょう。
大根おろしは水気を切って冷凍保存しておくことができます。あらかじめ小分けにしておくと便利です
■販売担当者
執行役員 蔬菜第二部 部長
今泉 久俊


今月のおすすめやさい


レタス(茨城)
レタス(茨城)

■品 名 レタス
■品種名 レタス
■産 地 茨城県 JA北つくば
■入荷時期 2月上旬〜4月下旬
■最盛期 3月〜4月
■担当者からのコメント
茨城県は全国第2位のレタスの生産地。そのJA北つくばより旬の野菜「レタス」が出回っています。
今、産地では食の安全性や環境保全型農業など、新たな対応が求められています。同JAでは第9回環境保全型農業推進コンクールで農林水産大臣賞を受賞しました。全面マルチ栽培の導入による農薬削減、廃資材などのリサイクル活動などが評価されたものです。そのほか消費者に安心して提供できるレタス生産にこだわり、土作りの励行など次々に新しい取組みを行っており、1998年には性フォルモン剤導入による化学農薬散布の削減、2004年には生産管理台帳の記帳も行っています。まさに美味しく・安心・安全なレタスといえます。
レタスはそのみずみずしさとパリッとした食感から、サラダとして生で食べられることが多いようです。サラダで食べるときには氷水に浸しておくといっそう歯ごたえが良くなります。また煮込みやスープ、チャーハンなど加熱しても美味しく食べられますがシャキシャキとした歯ごたえを生かすのであれば加熱しすぎないよう、手早く調理しましょう。
レタスは鉄の包丁などで切ると切り口の酸化が進み、変色しやすいので一枚一枚手でちぎって調理してください。保存する場合はラップをするか袋などで覆い、冷蔵庫の野菜室へ入れるとよいでしょう。
これからレタスがほんとうに美味しい時期を迎えます。是非ご家庭の料理の引き立て役には欠かせない野菜の一品として今が旬の茨城産「レタス」をたくさんお召し上がりください。
■レタスの栄養価
レタスは鉄分、カルシウムなどのビタミンやミネラル類をバランスよく含んでおり、リンゴ酸やクエン酸なども含んでいるのでさわやかな味わいがあります。
よく切り口から出る乳状の汁はサポニンで苦味がありますが、食欲増進、肝臓や腎臓などの機能を高めます。またレタスには催眠促進物質が含まれており、不眠症や神経過敏症の方にもお勧めです。

■美味しいレタスの選び方
みずみずしく、巻きがゆるく、軽いものが良品です。固く巻いたものは老化玉の可能性があります。
切り口は赤茶色に変色しているものは古いので避けましょう。さらに切り口は10円玉ぐらいの小さなものがよいとされています。圃場管理がよい証拠です。
葉は緑が濃く鮮やかなもので、外葉の白い部分(葉脈)が極端に飛び出していないものを選んでください。
■販売担当者
取締役 蔬菜第二部 部長
片野 富夫


今月のおすすめやさい


親ばかトマト(いわき)
親ばかトマト(いわき)

■品 名 トマト
■品種名 親ばかトマト
■産 地 福島県 JA福島さくら など
■入荷時期 前年12月中旬〜本年6月下旬
■最盛期 1月〜4月
■担当者からのコメント
JA福島さくら、いわき市菊田施設園芸研究会より12月〜6月にかけトマトが安定供給されています。
しっかりとした果肉と溢れるみずみずしさ、香り豊かでとびきりの甘さの「親ばかトマト」。
ここいわき市では太平洋に面した温暖な土地でこだわりの土づくりと人と環境にやさしいトマト作りをしており、平成14年には福島県特別栽培農産物の減農薬・減化学肥料栽培として認定されました。(認証シールを箱に貼り付けて出荷)本当に安全・安心なトマトとして出荷されています。
さて「親ばかトマト」のネーミングですが、実は「親ばかですが我が家の『自慢』のトマトです。」を略して名付けられたそうでまさにトマト生産者の自信作で、お薦めの商品でもあります。
西洋では「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるくらいトマトには様々な効能がありますが、特にリコピンは心臓病やガンの原因といわれる活性酸素を退治してくれる抗酸化作用があり、抗酸化力はベータカロチンの2倍、悪玉コレステロールの抑制効果もあります。また生で丸ごと食べられるので、熱に弱いビタミンCや皮の部分に多い食物繊維も効率よく摂ることができます。なんとトマト1個で1日のビタミンC所要量の40%の摂取ができるんですよ。
いわきの農産物にも指定されており、ミネラル豊富で健康的にも優れたパワーのある安全・安心な旬の美味しいトマト「親ばかトマト」を是非たくさんご賞味ください。
■美味しいトマトの選び方
一般的にトマトはへたの緑色が濃く、ぴんと張っているのが新鮮である証拠。
丸みがあって重いものがみずみずしくて甘味も強いです。(水に浮かべてみると美味しいトマトは沈みます。)

■トマトは野菜?果実?
かってアメリカではトマトが野菜か果実かで実際に裁判が起こってしまったことがあったそうです。トマトは植物学の分類では果実、つまり果物とされていますが、日本の農産物の分類では「木になるのが果物」と決められているそうで、トマトは野菜に分類されています。

■親ばかトマトについて
詳しく知りたい方は、助川農園のホームページ(JA福島さくら、いわき市施設園芸研究会の一員です。)をご覧ください。
■販売担当者
蔬菜部 常務取締役
三嶋 龍太郎


今月のおすすめやさい


春香うど(栃木)
春香うど(栃木)

■品 名 うど
■品種名 春香うど
■産 地 栃木県 JAなすの
■入荷時期 昨年12月中旬〜本年4月中旬
■最盛期 2月〜3月
■担当者からのコメント
栃木県のJAなすの管内においては土地利用型作物として、うどの栽培が盛んに行われており、とちぎ農産物マーケティング協会では地域ブランド農産物として認定しています。
初冬になると転作畑で養成していた親株を圃場から掘り起こし、地中に室(むろ)を作って根株を伏せ込み、白い芽を長く伸ばして収穫する軟化うどと、伏せ込んだ根株にもみ殻などをかぶせて芽を伸ばし、先端を光に当てて緑化する山うどの2つのタイプを生産しています。(山ウドの方が香りや渋みが強いそうです)
管内では大田原・那須地区などで主に山うどが生産されており、JAなすのでは「那須の春香うど」のブランド名で出荷。早いものでは12月から収穫が始まり4月くらいまで出荷が続きます。軟化うども大田原地区などで生産されており、春以降も根株を冷蔵庫で保存して徐々に伏せ込んでいくので12月頃から6月くらいまで出荷されています。
平成16年7月に4つの部会が統合し、新たな「JAなすのうど部会」を設立、全国最大規模のうど生産部会が誕生しました。
そのとき愛称を「那須の春香うど」と統一し、質・量ともに日本一のうどの産地にふさわしく「那須野の春のかおりを届けます」との思いを込めて名付けられたそうです。
うどは自生する山うどと栽培種があります。現在のうどは日本において野生種が改良され栽培された野菜で、日本が生んだ数少ない野菜の一つです。主成分は糖質と水分でビタミンやミネラルはあまり含みませんが、みずみずしさと特有の香り、またしゃきしゃきとした歯ごたえが美味しい野菜です。
さて、うどはとくに血の流れをよくして体を温める働きがあり、薬効につながる成分がたくさん含まれています。漢方では発汗、利尿作用、解熱、鎮痛に用いられており、強壮、神経痛、リウマチなどにも効果があるとされています。
この時季、春を伝える今が旬の美味しい栃木産「春香うど」を是非ご賞味ください。
■うど(独活)の大木の意味?
風が吹いてもいなくてもひとりで動く植物だということから「独活」という字があてられました。「独活の大木」(うどのたいぼく)という言葉は、うどは自由に発育させると2mを越す大きなものになるが、大きくなったものは硬くて、味も悪く、食用にならない。身体は大きくても役に立たない人のたとえに使われます。
ところで「うどの大木」なんていうけれど早い時期のうどは特に柔らかくて美味しい!。成長し過ぎると食べられなくなってしまうけど旬のものなら穂先は揚げて、皮は炒めて、茎は生でと余すところなく食べられる優れもの。昔から根を乾燥させて生薬としても使われてきたスゴイ奴なんです!。

■調理のポイント
うぶ毛を包丁でこそげてから適当な長さに切って皮をむきます。アクが強いので、さっと酢水にさらしたり、皮ごとゆでて水にさらします。生のまま酢の物やサラダにしたり、煮物や天ぷらなどのように火を通していただくなど様々な料理で味わうことができます。有効成分は皮のあたりに多いので皮はきんぴらにしたりなど捨てずにいただいてください。
■販売担当者
取締役 蔬菜第二部 部長
熊沢  晃


今月のおすすめやさい


ブルームレス胡瓜(茨城)
ブルームレス胡瓜(茨城)

■品 名 きゅうり
■品種名 ブルームレス胡瓜
■産 地 茨城県 JA北つくば
■入荷時期 前年12月中旬〜本年4月下旬
■最盛期 2月〜4月
■担当者からのコメント
茨城県はJA北つくばより12月から4月にかけ美味しい「ブルームレス胡瓜」が出回っています。
JA北つくばは関東平野のほぼ中央、紫峰筑波山を南東に臨む茨城県の南西部に位置し、特に冬春きゅうりの栽培では全国上位の産地となっています。平均気温は13〜14℃と温暖で、冬期の豊富な日射量が多く、きゅうり栽培に適した肥沃な土壌に恵まれており、きゅうりが本来持つ美味しさを引き出した高品質なきゅうりを生産しております。JAでは春作の出荷最盛期を目前に控え、とくに草勢の回復と肥培管理の徹底に努めているそうです。
きゅうりの現況は、作付はほぼ前年並だが、寒冷の影響から生育停滞気味が見られるものの今後気温上昇にともない徐々に入荷増が見込めるでしょう。
価格については今のところ入荷減の影響からほぼ前年並みで推移していますが、春作の増量にともない相場軟化での展開が見込まれます。
さて、きゅうりは水分が9割以上で、ビタミンC以外の栄養的特徴はありませんが、その緑色のすがすがしさと特有の香り、シャキッとした歯切れのよさとみずみずしさを味わう野菜です。
民間療法では、解熱作用、食欲不振を治し、利尿作用の効果があるとされています。これはカリウムを含んでいるためで、カリウムは塩分を体外に運び、血圧の上昇を防いだり、筋肉の働きをよくする成分です。
きゅうりは漬物や和食、洋食、中華とさまざまな料理にマッチする使いやすい食材です。これからの時季、いろいろな料理法で是非たくさんお召し上がりください。
■ブルームレス胡瓜てなに?
きゅうりは果皮の表面につく白い粉の有無によって「ブルーム胡瓜」と「ブルームレス胡瓜」に大きく分かれます。
ブルーム胡瓜は皮の表面にブルーム(果粉)と呼ばれる白い微小な粉をつけています。これは水分の蒸散を防ぎ、水をはじいて果面を保護するためにきゅうり自身が出す「ろう物質」でかってはこれが新鮮さの象徴でした。決して農薬の付着ではありません。
近年ブルームの出ない接ぎ木の台木が見つかり、これだと果皮に光沢があり、美しく、日持ちがよく新鮮に見えることから、ブルームのないブルームレス胡瓜が市場を占めるようになりました。
    
■きゅうりの保存法
きゅうりはそれほど長持ちする野菜ではありません。
水気に弱く、傷みやすいので保存するときには水気をよく拭き、ポリ袋などに入れ、へたを上に立てた状態で冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
■販売担当者
蔬菜部 常務取締役
志賀 一義



今月のおすすめやさい


うるい(福島)
うるい(福島)

■品 名 うるい
■品種名 うるい
■産 地 福島県 JA夢みなみ あぶくま石川地区
■入荷時期 2月上旬〜5月上旬
■最盛期 2月〜4月
■担当者からのコメント
福島県JA夢みなみ、あぶくま石川地区より、昨今の自然食ブームで人気の高い山菜の代表格「うるい」が出回っています。
ユリ科に属し、アジア東部でも本州北部・中部の山地や丘陵・草原などの湿り気のあるところに自生し、その種類は20以上あります。学名はオオバギボウシと言います。
広い楕円形の葉は根生葉で、根元で束になって生えています。
葉の長さは20〜25cmで掘り出すようにして摘み取ります。すぐ水洗いすると、緑色の葉の下に純白の茎が現れ、みずみずしく透き通るような美しさです。若葉は柔らかく、特有のヌメリもうまみのひとつです。
味や香りにくせがなく、独特のしゃきしゃきとした食感もあり、まさに早春を謳歌している気分になり、絶品です。また山かんぴょうの名もあり、乾燥させて保存食にも利用されます。
うるいにはビタミン類やミネラルの他に、ヌメリ成分の中に多糖類が多く含まれていますので、リンパ球を増やして病気に対する抵抗力を高める効果もあります。
これからの季節、いろいろな山菜類が美味しい時期を迎えます。その中でも美味しさbPの山菜、また和食にも洋食にも使えるちょっとお洒落な新感覚野菜、福島産「うるい」を是非ご賞味ください。
■美味しい食べ方
表面の乾いたはかまを取り除き、軽く塩をした湯で茹でてから和え物やお浸しなどにすることが多いです。またスープなどの具材などにも使えます。
そのほか独特の歯ざわりを生かし、生のままサラダに使うこともできます。またてんぷらはもちろん、炒め物にもよく合います。
さっと塩茹でしてパスタの具材やメイン料理の付合わせにも彩りがあってよいでしょう。

■JA夢みなみの山菜類について
JA夢みなみ、あぶくま石川地区では特産品としてうるいのほか、しどけ、あいこなどの山菜類も栽培しております。
詳しくはJA夢みらい特産品のホームページをご覧ください。
■販売担当者
蔬菜部 常務取締役
志賀 一義


今月のおすすめやさい


春キャベツ(千葉)
春キャベツ(千葉)

■品 名 キャベツ
■品種名 春キャベツ
■産 地 千葉県 JAちばみどり銚子野菜連合会
■入荷時期 前年10月中旬〜本年6月上旬
■最盛期 前年11月〜本年4月(春キャベツ)
4月〜5月(新キャベツ)
生産情報など詳細については銚子野菜連合会のホームページをご覧ください。(野菜のできるまで・キャベツ)
■担当者からのコメント
千葉県JAちばみどりより灯台印の春キャベツが10月から6月にかけ順調に出回っています。
同JAでは黒潮の恵みによる温暖な海洋性気候を生かし、昭和28年から作付が開始されました。昭和32年より「灯台印」の名称で出荷され、現在では銚子を代表する農産物として指定産地にもなっています。
産地では主として葉の柔らかさとみずみずしさ、また甘さで好評な春系キャベツが栽培されており、とくに春系品種「金系201号」の導入や栽培が難しい厳寒期収穫には耐寒性の強い「YR春系305号」などの品種を導入することにより、11月から6月までという長期出荷が可能となっています。さらに昭和50年頃からはキャベツの畝間にさらにキャベツを作付する「二番ざしの方法」が普及するようになり、作付面積の拡大が図られ、今では冬春栽培では日本一の栽培面積となっています。また産地では現在、環境にやさしい農業を推進しており、平成15年には農薬・化学肥料の使用は慣行の50%以下、生産履歴の記帳・開示など厳しい基準の「ちばエコ農業産地」の認証も受けております。
キャベツはビタミンCをはじめ、カルシウム、カリウム、ビタミンUなど豊富に含んだ健康野菜です。特にビタミンU(キャベジン)は胃潰瘍に効果があるといわれており、胃腸の調子を整える野菜として最適です。
キャベツは日本での栽培面積、収穫量ともにだいこんについで多い人気の野菜。いろいろな料理法にも対応できる万能野菜です。これからますます美味しくなってくる本場千葉産「春キャベツ」をたくさんお召し上がりください。
■美味しいキャベツの選び方
春系キャベツは巻きが柔らかで弾力のあるもの、寒玉(冬キャベツ)は巻きが固く重量感のあるものがよいでしょう。また外葉が濃い緑色をしているものが新鮮です。
上部に割れ目が入っていたり、芯の切り口が割れているものは古いキャベツですので芯の切り口が新鮮なものを選びましょう。

■キャベツの保存法
涼しい季節の保存なら、新聞紙などで包み冷暗所においても大丈夫です。
カット売りの場合は冷蔵庫の野菜室に入れ、できれば新聞紙や湿らせた紙でくるみ、ポリ袋で軽く包むとよいでしょう。

■キャベツの名前の由来?
キャベツという名は英語の(Cabbage)。
キャベッジがなまったものです。キャベッジは頭でっかちをからかう古いフランス語カボシュからつけられたとのことです。
■販売担当者
蔬菜第二部 副部長
阿部  宏


今月のおすすめやさい


グリーン・アスパラ(長崎)
グリーン・アスパラ(長崎)

■品 名 アスパラガス
■品種名 グリーン・アスパラ
■産 地 長崎県 JAながさき県央
■入荷時期 2月下旬〜4月下旬
■最盛期 3月下旬〜4月上旬
写真はJAながさき県央さんのグリーン・アスパラの栽培風景も紹介しています。
■担当者からのコメント
長崎県はJAながさき県央より、春の訪れを告げる野菜の一つである「グリーン・アスパラ」が4月まで出回ります。
長崎県のアスパラは出荷量において全国第3位を誇っており、同JAはそのうちの約4割の生産量を占める一大産地です。また画像選別機を導入し、省力化を図りながら高品質のアスパラの栽培に取り組んでおります。
今年の状況について、JAながさき県央北部営農センターさんからのコメントでは「現在のところ最盛期は3月末以降となる見込みです。本年産の作付面積はやや減少、生育は平年並みと良好です。今年の春芽も充分根に養分を蓄えることが出来ており味も形も良いものが出回るでしょう。とくに春の太ものはわりに大味と思われがちですが、春に関していえば太いものの方が甘くて美味しいと言われています。春の出初めのものは下の根の方も糖分の移動の関係かとても甘いです。
料理法としては右の料理レシピにある中ではWアスパラの梅肉巻きWなどがとくにお薦めで、料理の一品として、また酒の肴としても絶品です。梅肉は梅干しを細かく刻めば直ぐ出来るので、意外に簡単に作れます。また蒸し焼き風にするとアスパラが焦げずに鮮やかな色が出ます。アスパラの販促でこの料理で大好評を得たこともありました。ほかにはアスパラの味を一番よく味わえるのはW天ぷらWだと言われます。やはり一度茹でると若干味も抜けていくので、アスパラの濃い味を楽しみたい方は天ぷらが簡単でお薦めです。
春のアスパラはちょっと割高感がありますが、一度試食していただくとW春のアスパラはこんなにおいしいの?Wとびっくりされる方が多いので、いかに皆様方に食べていただくかが重要だと思います。やはり夏の安い時期に買われる方が多いので、春の一番美味しい時期のアスパラを食べてもらえたらアスパラに対する見方も変わってくると思うのですが…」。
産地で自信をもってお薦めする美味しい野菜、春の旬の味覚「長崎産グリーン・アスパラ」を是非ご賞味ください。
■見えないところでアスパラは?
アスパラは根(根株)をいくつかのアスパラで共有しており、夏から秋にかけ収穫せずに伸び続けた状態にし、その間根株に栄養を蓄えているのです。そして蓄えた栄養で春になるとぐんぐん伸び、一日に6〜8cmも伸びます。ですから地面に出てきて収穫するまで4日もあれば充分なんです。
※ハウスにくらべ露地物は若干根元側が硬くなります。(現在入荷はハウス物です)

■グリーン・アスパラの栄養価!
野菜の中では珍しく、たんぱく質が比較的多く、アスパラギン酸という必須アミノ酸や、ビタミンA・B1・B2・Cも多く含まれている。アスパラギン酸は疲労回復や新陳代謝を促進したり、たんぱく質の合成を高めてくれる。また穂先には毛細血管を丈夫にする働きのあるルチンが多く含まれており、動脈硬化や高血圧予防によいと言われております。

■アスパラを使った料理レシピ
JAながさき県央アスパラ女性の会で作成した本場の美味しいアスパラの料理レシピがありますのでご紹介しましょう。

アスパラ女性の会料理レシピ(ここ)をクリックしてください。
■販売担当者
蔬菜部 常務取締役
志賀 一義


今月のおすすめくだもの


いよかん(愛媛)
いよかん(愛媛)

■品 名 いよかん
■品種名 宮内いよかん
■産 地 愛媛県 JAえひめ中央 ほか
■入荷時期 1月上旬〜3月中旬
■最盛期 1月下旬〜2月中旬
■担当者からのコメント
日本一の生産量を誇る愛媛県はJAえひめ中央主力に1月から3月にかけ旬の柑橘「いよかん」が出回ります。
いよかんはみかんとオレンジの交配種で、赤紅色の果皮が美しくジューシーで、口の中に広がる甘さと香りがまた最高であることから柑橘類の王様とも言われ、色よし、味よし、香りよしの三拍子そろった愛媛県の特産品でもあります。
いよかんは明治19年に山口県阿武郡で突然変異として発見され「穴門蜜柑」と呼ばれていました。その3年後、愛媛県松山市の三好保徳氏が苗を持ち帰り、増殖させたのが愛媛のいよかんの始まりです。昭和30年松山市の宮内義正氏の果樹園で肉質が柔らかく果汁たっぷりで、香りがよく種も少ない極めて良質の新種が発見され、「宮内伊予柑」と名付け品種登録したところ、急速に全国へ広まりました。いまでは日本全体の80%以上が愛媛県で収穫されています。
たっぷりの甘い果汁と酸味とのバランスが絶妙にマッチした愛媛のいよかんはビタミンCを多く含み、疲労回復や肌の新陳代謝を良くするほか、粘膜を丈夫にして風邪の予防にもなり、さらに食物繊維も多く便秘の解消、コレステロールも排出してくれます。カリウム、ビタミンP、クエン酸なども含まれ、クエン酸には乳酸を作りにくくし、疲労を回復させる効果もあります。
ちょっとみかんも飽きてきたな…と思うこの時季、柑橘類の王様で健康にも優れている旬の味覚、愛媛産「いよかん」をお召し上がりください。
■美味しいいよかんの選び方
へた枯れ、へた落ちがなく、果皮の紅色が濃く、ずっしり重量感のあるものがよいでしょう。なおJAでは写真を見ても分かるとおり人間の目、手でキズや果形を厳しく選果し、また果実に光を透過、光味センサーで受光し糖度・酸度・果実内部の様子を評価し、さらに高品位カメラで選別して高品質のいよかんを出荷しております。

■いよかんの保存方法
ポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存します。
ダンボール箱の場合は、風通しの良い涼しいところに保存しましょう。

■いよかんの美味しい食べ方
そのまま食べるのが一番です。
甘味にこくがあり、皮が薄く果汁も多く、食べた瞬間にいよかんの香りが広がります。
■販売担当者
果実部 常務取締役
高木 政直


今月のおすすめくだもの


アンデスメロン(熊本)
アンデスメロン(熊本)

■品 名 メロン
■品種名 アンデスメロン
■産 地 熊本県 JA熊本うき
■入荷時期 3月上旬〜5月上旬
■最盛期 3月〜4月
■担当者からのコメント
日本一のメロンの産地・熊本県のJA熊本うきより、一般的なメロンの中で最もポピュラーなメロンで、コクのある甘さとイエローグリーンの果肉が爽やかな春の味覚「アンデスメロン」が3月から5月にかけ出回ります。
同JAのメロン類は、宇城の海岸部から山間部に至るまで栽培されており、この地形を利用して冬の寒い時期には海沿いの暖かい所、夏の暑い時期には山沿いの涼しい所でメロンの生育に合った作型で栽培されています。栽培されている品種の中心はアールスを筆頭に青肉系のアンデスメロン、赤肉系はクインシー・パリスメロンなどがあります。
アンデスメロンはアールスとコサック、ハネデューなどの交配種で昭和52年に日本の種苗メーカー「サカタのタネ」が開発した品種です。名前のアンデスは南米のアンデス山脈とは関係なく、今までのメロンより虫害を少なくし ” 安心して栽培・販売・購入できる ” の『安心です』を縮めたものだそうです。
さて、メロンには体によいいろいろな効能があるといわれていますが、その中でもカリウムが多く含まれており、この成分は体から排出されるときナトリウムを道づれにする性質をもっているため体内の塩分調整に効果があり、高血圧・動脈硬化・心臓病などによいとされています。またアミノ酸も豊富に含まれており、体内で尿をつくる働きがあることから利尿効果があり、二日酔い、腎臓炎などにもよいといわれています。さらにビタミン類や繊維質も豊富で美容と健康にとってもヘルシーな果物です。
みずみずしい果肉と、とろけるような甘さと芳香…。これから春本番を迎えメロンの美味しい季節となってきます。産地で自信を持ってお薦めする今が旬の味覚「熊本産アンデスメロン」を是非お召し上がりください。
■メロンの網目はどうしてできるの?
アールス、アンデスなどの網目(ネット)メロンは生育途中で表皮部分の成長が止まって固くなりますが、果実自体は肥大し続け、そのときに表皮にひび割れができます。
この傷を塞ぐために結合組織が発達して網目が形成されます。

■美味しいメロンの見分け方
網目(ネット)メロンの場合、ネットが細かく均一にたくさん張っているものが良品といわれています。また同じ大きさなら比較してズッシリと重い方を選んでください。軽いものは種の部分が多い可能性があるからです。また花落ち部(お尻の部分)は大きく飛び出してなく小さいものが良品です。(1円玉の大きさが目安)

■メロンの美味しい食べ方
メロンは購入された後、食べ頃になるまで常温で保存しておきます(追熟)。
芳香が強くなり、花落ち部(お尻の部分)を静かに押すと柔らかく感じるころが食べ頃です。食べる前に1〜2時間ほど冷蔵庫で冷やしてから食べるとより一層美味しくいただけます。(冷やしすぎは味が落ちます)
■販売担当者
果実部 常務取締役
高木 政直


今月のおすすめくだもの


キウイフルーツ(愛媛)
キウイフルーツ(愛媛)

■品 名 キウイフルーツ
■品種名 キウイフルーツ
■産 地 愛媛県 JAえひめ中央 ほか
■入荷時期 1月下旬〜4月上旬
■最盛期 2月〜3月
■担当者からのコメント
国内生産量第一位の愛媛県、JAえひめ中央より春を告げる果実「キウイフルーツ」が出回っています。
トロピカルフルーツのイメージが強いキウイフルーツ、実は中国が原産で、日本でもサルナシと呼ばれる野生種があります。
愛媛県には昭和40年代後半、ニュージーランドなどから組合や愛媛県果樹試験場に導入され、その後みかんや稲作の転換作物として昭和50年代後半から急速に栽培が進み、今では当JAは全国でトップクラスの産地となっています。
甘酸っぱくてみずみずしいキウイフルーツにはさまざまな効能があり、とくにビタミンCはみかんの約2倍。生食できるフルーツの中ではもちろんトップクラスで、一日1個で必要なビタミンCが摂取できるほか、風邪予防・疲労回復・美肌効果があり、食物繊維も豊富なので整腸作用にも優れています。カリウムは塩分の排出・高血圧の予防に効果があり、さらにカルシウムや鉄分などのミネラル分もフルーツの中では多く含まれています。またアクチニジンというたんぱく質分解酵素も含まれており、お肉料理の後、消化を促進するといわれており、調理前の下ごしらえにキウイ果汁を使うと柔らかくなるともいわれています。そのほかにもたくさんの効能があり、以前にフルーツ研究に熱心なアメリカのある大学がWもっとも健康によいフルーツは?Wとのテーマでいろいろなフルーツの成分を分析調査したところ、キウイがトップに選ばれたそうです。
春を迎えるこの時期、栄養満点な旬の味覚、さわやかな酸味と甘さの人気のフルーツ、愛媛県産「キウイフルーツ」を是非たくさんお召し上がりください
■キウイの追熟について
キウイは樹上で熟さないので収穫後に追熟させて楽しむフルーツです。
お店で買った後、まだ硬いものはご家庭でお好みに合わせて追熟させましょう。
目安は(縦に)上下を挟んで少しへこむ位がベスト。20度を超えない室温で放置するだけでもよいし、小さな穴を開けたポリ袋にりんごと共に入れておけばより早く食べ頃を迎えることができます。(りんごから発生するエチレンガス(植物ホルモン)が追熟を促進してくれます。)

■キウイフルーツの名の由来
ニュージーランドにWキウイWという名前の鳥が生息していてその鳥にとても似ているフルーツなのでキウイフルーツと名付けられたそうです。ニュージーランドの国鳥”キウイ”
ちなみにWキウイWはニュージーランドの国鳥なのです。
■販売担当者
果実部 常務取締役
高木 政直


今月のおすすめくだもの


サンふじりんご(青森)
サンふじりんご(青森)

■品 名 りんご
■品種名 サンふじ
■産 地 青森県 JAつがる弘前、JA相馬村 など
■入荷時期 昨年12月下旬〜本年3月下旬
■最盛期 1月〜2月
■担当者からのコメント
りんごの王様「サンふじ」が、JAつがる弘前はじめ青森県内各JAより出回っています。
青森県では日本で生産されるりんごの約55%(平成16年)を占め、生産量日本一であり、さらに2001年には品種別生産量で世界一となりました。
ふじは国光とデリシャスの交配種で、昭和37年当時、青森県藤崎市の園芸試験東北支場(現在農水省果樹試験場)で生まれ、品種名は藤崎市にちなんで名づけられたそうです。
ふじは特に食味(甘味と酸味のバランスに優れてる)がよく、また果肉の果汁が多く適度な硬さもあり、完熟すると果肉に蜜が入り、一層美味しくなります。また日持ちのよさでも人気が高く、日本のりんご生産量の50%以上を占めている大人気品種です。
さて産地でのサンふじの貯蔵量は前年に比べ多く、潤沢出荷が見込まれます。サイズは中玉傾向ですが食味の仕上がりは良好。価格についてはほぼ保合で推移する予想です。
昔から「1日1個のりんごは医者を遠ざける」とも言われるように、りんごには動脈硬化、糖尿病、大腸がん、高血圧など生活習慣病の予防に効果がある食物繊維やカリウムが多く含まれているので毎日1〜2個のりんごを食べるのが理想的です。
今まさに本格的にりんごの美味しい時季です。太陽をいっぱい浴びて健康的にも優れた美味しい旬の青森産「サンふじりんご」を是非たくさんお召し上がりください。
    
■サンふじのサンとは?
ふじりんごに袋をかけずに育てた無袋栽培のことで、太陽の恵みいっぱいに育ち、有袋より甘味、香り、栄養に優れています。

■りんごの蜜はなぜ入るの?
りんごの肥大期に、寒さなどのストレスによって、果実を作る養分(ソルビトール)が果糖、しょ糖などに分解されずに細胞と細胞の間に溜まり、これに水分が引き寄せられて蜜が出来ます。(りんごの蜜は完熟の証になっています。
ただし全ての品種に蜜が入ると思われがちですが品種により差があります。)

りんごに関して生育過程や流通過程、りんごの効能などについて詳しく知りたい方は
JAつがる弘前のホームページ
(うまい!津軽のりんご)
を是非ご覧ください。
■販売担当者
果実第二部 課長補佐
猪狩 直也


今月のおすすめくだもの


デコポン(熊本)
デコポン(熊本)

■品 名 不知火(しらぬい)
■品種名 デコポン
■産 地 熊本県 JA熊本うき
■入荷時期 前年12月〜本年5月上旬
■最盛期 1月〜4月
  写真の中に「デコポン発祥の地」の記念碑も紹介して
います。
■担当者からのコメント
果樹王国くまもとの中でもこの季節一押しの果物「デコポン」がJA熊本うきより順調に出回っています。
管内の不知火地区はデコポンの発祥の地。有明海に面していることから、海からの光の反射をふんだんに受け、温暖な気候のためとても美味しい柑橘類ができる産地です。
その柑橘類の中でもデコポンは自慢の逸品で、ぽんかんと清見の掛け合わせで生まれたことから、デコのある清見ポンカンということでデコポンという名前がつきました。へたの周りが出っ張ったユーモラスな形が特徴で、その不恰好な姿からは想像もつかないような抜群の味。強い甘みとほのかな酸味のバランスが絶妙で一度食べたら誰もが虜になってしまいます。また香り高い皮は柔らかいため、手で簡単にむくことができ、中の袋が薄く、種がないため袋ごと手軽に食べることができます。
当JAではさらに美味しさを追求し、デコポンの品質を守るため厳しい基準が設けられており、1個、1個、光センサーで測定し糖度13度以上、酸度1%以下の高品質のものだけを厳選し、自信を持って出荷しております。
本月からは露地ものの出荷が始まります。露地ものになると小玉傾向から2L、Lサイズ中心の入荷が予想されます。本当に味がのって美味しいのは露地もの。樹になっていた分、樹や土からたくさんの「おいしさの素」をもらっているから美味しいんです。
さて、デコポンは他の柑橘類と同様、ビタミンCが多く、疲労回復や肌の新陳代謝をよくするほか、粘膜を丈夫にして風邪の予防に役立ちます。内袋がやわらかいので、袋ごと食べれば食物繊維の効果で便秘の解消にも期待できます。
みかんもほぼ終了期となり、ほかの柑橘類も欲しくなってくるこの頃、只今人気急上昇中の旬の柑橘類、発祥地・熊本産の厳選された美味しい「デコポン」を是非ご賞味ください。
※3月1日は『デコポンの日』です。
デコポンが熊本県より初めて出荷され市場で取引された1991年3月1日を記念して日本園芸農業協同組合連合会が制定しました。
■デコポンについて
デコポンは収穫後すぐに食べても特有の甘みがありません。冷暗所に保存し、晩柑橘類特有の「追熟」をさせています。
美味しくなったころを見計らって出荷されるのですが、新鮮なものよりちょっとだけしなびた頃のほうが酸味も抜け、甘さも増し、美味しいようです。

■デコポンの謎?
デコポンはその愛らしいデコが特徴です。
でもなぜできるかと言うと、その秘密は気温にあります。昼と夜の気どちらもデコポンです。デコがあるか?ないか?大きい?小さい?は味に全く変わりがありません。温差が大きければ大きいほどデコができやすくなるんです。
ところでデコの中には何か入っていると思いますか?。
実は何も入っていないんです♪。(ToT)/~~

■デコポンを詳しく知りたい
JA熊本うきではデコポンの栽培方法、出荷方法などをホームページで紹介しています。詳しく知りたい方はこちらをクリックしてください。
JA熊本うきのホームページ(デコポン)
■販売担当者
果実第一部 部長
加藤 勝行


今月のおすすめくだもの


ハウス・アンコール(大分)
ハウス・アンコール(大分)

■品 名 アンコールオレンジ
■品種名 ハウス・アンコール
■産 地 大分県 JAおおいた きつき柑橘
■入荷時期 2月上旬〜3月下旬
■最盛期 3月上旬
■担当者からのコメント
柑橘類の産地、大分県JAおおいた・きつき柑橘より2月〜4月にかけ「ハウス・アンコールオレンジ」が出荷されています。
アンコールオレンジはカリフォルニア生まれの最も新しいタイプのオレンジで、大分県の国東南部に位置する杵築地区の瀬戸内海の太陽をいっぱいに吸収した暖かい温室の中で大切に育てられました。アンコールオレンジは一度食べたらやみつきになり、「もう一度!」アンコールしてしまうほど美味しいということからこの名前がついたそうです。
果皮はあざやかな濃紅色で皮をむくとあたり一面にエキゾチックでまろやかな香りが広がります。口に含むととろけるような舌ざわりと、とりこになるほどのコクのある最高の甘さはほどよい酸味とマッチし、今までになかった美味しさが存分に楽しめます。本当に個性的な香りと美味しさはきっとご満足いただけるものと確信いたしております。
現在産地からは2.5s化粧箱での出荷となっております。
これからが旬の春の果実、とっても甘くてビタミンたっぷりな大分産「アンコールオレンジ」は食後のデザートに、お客様の接待など、またご進物・ご贈答などにもたいへん喜ばれます。是非この機会にご賞味ください。
■アンコールオレンジの効能は?
アンコールオレンジは温暖な地中海のマンダリンとキングマンダリンを交配させたもので他の柑橘類と同様、色素成分のベータクリプトキサンチン、香り成分のオープラテンなどがん予防成分を含んでいます。
香り成分は神経を鎮める効果があり、体をリラックスさせ血圧を下げる効果があることも分かっています。さらに抗酸化作用をもつビタミンC、E、カロテン類も多く含まれております。

■美味しい食べ方
みかんのように皮をむいてそのままお召し上がりください。またオレンジのようにカットしていただくのもお薦めです。
■販売担当者
執行役員 果実第一部 部長
岩谷 仁志


今月のおすすめくだもの


ふくはる香.いちご(福島)
ふくはる香いちご(福島)

■品 名 いちご
■品種名 ふくはる香いちご
■産 地 福島県 JA東西しらかわ ほか
■入荷時期 前年12月中旬〜本年5月上旬
■最盛期 3月〜4月
■担当者からのコメント
福島県JA東西しらかわより、大玉果で糖度が高く、強い甘味が特徴のとっても美味しい「ふくはる香いちご」が順調に出回っています。
同JAでは福島県の最南端で本県いちご販売額の約1割を占めるまで着実に産地拡大が図られ、平成15年からいちご産地改革計画で減農薬・減化学肥料による高付加価値化を推進し、持続性の高い農業生産方式の取組みでは部会員がエコファーマーとなり、環境に配慮している産地でもあります。また15年度から福島県オリジナル品種の「ふくはる香」を導入し、JAブランドの「みりょく満点いちご」として出荷しています。
ふくはる香は福島県農業試験場において、女峰より良食味・大果で、促成栽培に適する高品質多収品種の育成を目標として、平成7年に章姫とさちのかを交配し、以後選抜を重ねながら平成14年に育成を完了し、平成15年2月にふくはる香として品種登録をした福島県生まれの新品種です。ふくはる香という品種名称は「福島の春の息吹と甘い香りをいちはやく消費者に届け、幸福感をともに味わいたい」という意味が込められているそうです。
さて、いちごには様々な効能があり、まずいろいろな果実の中でもビタミンCの含有量がナンバーワンで、レモンの2倍のビタミンCが含まれており、生活習慣病予防や風邪、美肌効果などがあります。大人が1日に必要なビタミンCの量は50gと言われていますが、いちごの大粒なものを5個も食べれば摂取できます。またビタミンCはコラーゲンの生成に重要な役割をもっており、血管・皮膚・粘膜などを丈夫にします。さらに最近ではいちごの天然甘味料(キシリトール)は虫歯予防にも効果があると言われています。
この季節、春の訪れにふさわしい今が旬の美味しいいちご、福島県オリジナル品種「ふくはる香いちご」を是非たくさんお召し上がりください。

※全国いちご消費拡大協議会が、毎月15日を「いちご」の語呂合わせと言うことで『いちごの日』と定めています。
■美味しいいちごの見分け方
いちごはなんといっても鮮度です!。
ポイントとして、まずは実の全体が赤く艶の良いものでツブツブが立っているもの、いちごのへたが濃い緑でみずみずしいもの、スーパーなどではパックの底を見て、つぶれやキズなどのないものを選んでください。

■いちごは果実?
一般的には果実として取り扱われていますが実はバラ科の野菜。メロンやすいかとともに「果実的野菜」と言われています。

■いちごの美味しい食べ方
いちごは果実の先端にいくほど糖度が高くなりますので、へたの方から食べると美味しく食べられます。

■いちごの保存法
買ってきたら、いたみをチェックし、浅めのパッドなどに移しかえます。重ねるといたみやすいので、重ねないでへたの方を下にして一段に並べ、ふたやラップをして冷蔵庫で保存します。(3日位持ちます)
またへたを取るといたみやすいので、へたはつけたままにしておきましょう。
■販売担当者
執行役員 果実第二部 部長
内藤 常夫


今月のおすすめくだもの


甘平(愛媛)
甘平(愛媛)

■品 名 甘平(かんぺい)
■品種名 甘平(かんぺい)
■産 地 愛媛県 西宇和地区
■入荷時期 2月下旬〜3月中旬
■最盛期 3月上旬
■担当者からのコメント
とくに自然環境に恵まれた愛媛県は30種を超える栽培品種、生産量、品質どれをとっても日本一のかんきつ産地でしょう。その西宇和地区より出来立てホヤホヤの新品種「甘平(かんぺい)」をご紹介しましょう。
西宇和地区は愛媛県の西南部に位置し、九州に突出した45kmの長さを有する日本一の佐田岬半島とその基部の八幡浜市・伊方町・西予市三瓶町の2市1町からなり、東部は大洲市、南部は西予市に隣接し、宇和海と瀬戸内海に囲まれた海岸部は典型的なリアス式海岸が続きます。地形は起伏の多い傾斜地が連なり、平野部は極めて少なく、土質は結晶片岩を母岩とする壌土・砂壌土が大部分を占めるほか、日照量が多く、年間平均気温は約17度・年間降水量 1,540mmと自然条件に恵まれ、かんきつ栽培に適した環境となっています。
甘平は愛媛県立果樹研究センターで「西之香(にしのかおり)清見×トロビタオレンジ」に「不知火(しらぬい)清見×ポンカン」を交配し生まれた柑橘で、2007年に品種登録されたばかり。とはいっても1991年より10年以上の歳月を掛けて選抜・育成を重ねて栽培されました。
みかんより一回り大きく、扁平ながら豊満な果形が特徴で、果肉は甘くプリップリ、シャキッとした歯ざわりは今までの柑橘にはないユニークな食感です。また果皮はきわめて薄く、みかんのように手でむくことができ、じょうのう(袋)も薄く種もないのでそのまま美味しく召し上がれます。
柑橘王国・愛媛に存在感たっぷりの愛媛オリジナル品種「甘平」を是非ご賞味ください。この甘平はまちがいなく柑橘の歴史を塗り替える新時代のスーパースターとなることでしょう。
■甘平の誕生秘話
近年、温暖化の影響で低糖度・大果のみかんができるようになってしまいました。そのために愛媛県立果樹研究センターが温暖化に対応できる柑橘で光センサー選果を使い「高糖均質果安定生産技術」によって作り出されたものが"甘平"なのです。また"せとか"もその一つです。

■甘平の名の由来
甘平はその名のとおり、普通のかんきつ類より果形が扁平で種がなく、袋ごと食べられ糖度が高く(糖度13度〜)とても甘いことから名づけられました。

■栽培途中で果皮が裂けてしまう甘平!
夏場に果肉が大きく育つ時に、薄い果皮が耐えられず、裂果してしまうものが非常に多い為、生産量が極めて少ないのが現状で、商品として出回る量は全体の4〜6割。
みかんやいよかんなどよく出回っている柑橘と比べるとまだまだ出始め、栽培が難しく愛媛県でも生産量はまだわずかなことから価格はやや高値となってしまうのはやむを得ないところかな…。
■販売担当者
果実部 常務取締役
高木 政直



株式会社 平果
〒971-8139 福島県いわき市鹿島町鹿島1番地 TEL 0246-29-6211  FAX 0246-29-6220 E-mail soumu@heika.co.jp